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登壇企業が大集合!カタパルト・パークを全紹介【ICCサミットKYOTO 2018レポート#10】

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ICCサミット KYOTO 2018の開催レポートシリーズ、今回は29社が出展したカタパルト・パークの模様をご紹介します。カタパルトに登壇した企業を中心に、見応えたっぷりの展示の内容をご紹介します。ぜひご覧ください。

ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回200名以上が登壇し、総勢800名以上が参加する。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。次回 ICCサミット FUKUOKA 2019は2019年2月18-21日 福岡開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。


ICCサミットの会場には、6つのセッション会場に加えて、プラチナ・スポンサー以上のスポンサー企業7社によるブランド・スペース、カタパルトに登壇する企業を中心とした展示が見られるるカタパルト・パークがある。どんなものが展示され、どんなことができたのか、こちらのレポートではカタパルト・パーク各社の写真とともに紹介していこう。

ICCサミットは討論のみにあらず! ブランド・スペースを全紹介【ICCサミットKYOTO 2018レポート#9】

カタパルト・パークとは

カタパルトに登壇した企業のための共同展示スペースが、カタパルト・パーク。今回はLEXUSがオフィシャル・サポーターとなり「カタパルト・パーク Supported by LEXUS」としてLEXUSの展示も合わせて展開した。

出展したのは29社。バラエティ豊かな企業が揃い、見応えのある展示内容ばかりだった。

LEXUS

会場を出た正面にあったLEXUSのブースでは、試乗の受付や、東京・青山にあるINTERSECT BY LEXUSで販売されている、”CRAFTED”なアイテムの販売を行った。ひとつひとつの商品に深いストーリーがあり、それを聞くだけでも楽しい。なお、本数限定だが飲料スペースでは国産ゆずで作ったクラフトジュースも配布、飛ぶようになくなっていった。

600

久保渓さん(写真中央)プレゼンで紹介されていた無人コンビニを展示

「スタートアップ・カタパルト」で6位に入賞した600(ろっぴゃく)は、キャッシュレスの無人コンビニを体験できるよう、実機を展示した。中にはユーグレナから提供いただいた「飲むミドリムシ」が冷やされていて、希望者に配布。そのほか無人コンビニ導入案内や、メディアで紹介された記事なども。

「600 (ろっぴゃく)」は、キャッシュレス無人コンビニで、“半径50m商圏”という新産業を創出する(ICC KYOTO 2018)【動画版】

マッシュルーム

マッシュルームのブースでは、スマホを介して制御可能、電力・ネットワーク設定不要で導入できる次世代宅配ボックス「VOX」を展示した。実機がどういうものなのか興味を持つ方は多く、この展示がメディアで紹介されていた(ビジネス・インサイダーの記事)。

mui Lab

mui Labは、温かみを感じさせる木製のディバイスを”mui”を展示し、IoT市場向けに新しいインターフェースを提案。写真のように手で触れると、時計や天気、気温などが優しい光の表示で浮かび上がる。マイクやスピーカーも搭載され、Wi−FiやBluetoothに対応、音声認識も開発中。

Aidemy

Aidemy(アイデミー)は、Python入門・ディープラーニング・自然言語処理・機械学習ライブラリ・ブロックチェーンなどの先端技術を習得できるオンライン学習サービスを紹介。ICCサミットの参加者層に合わせ、AIエンジニアの社内育成サービス「Aidemy Business」をPRした。

BizteX

福岡で「スタートアップ・カタパルト」に登壇し、その後4億円資金調達に成功した嶋田 光敏さん率いるBizteXは、定型業務に対するPC操作をワンクリックで代行するデジタルロボット「BizteX cobit(ビズテックス コビット)」のデモを展示。利用料最安の月額10万円でも、平均業務改善時間は100時間に達するという。

「BizteX」は、クラウドRPA(ロボットによる業務自動化)で新たなワークスタイルを創る(ICC FUKUOKA 2018)【文字起こし版】

カラクリ

福岡で「スタートアップ・カタパルト」に登壇し、この8月には総額1.6億円の資金調達を実施したばかりのカラクリは、カスタマーサポート特化型、正答率95%保証のAIチャットボットを紹介。黄色いロールスクリーンバナーがひときわ目立っていた。

「カラクリ」は正答率95%のAIチャットボットで高品質・低コストのカスタマーサポートを実現する(ICC FUKUOKA 2018)【文字起こし版】

Unipos

Uniposは、社員同士が業務上での感謝の言葉を少額のポイントに変えて贈り合えるサービス。やりとりはスマホなどで職場全体で共有されるため、それぞれの業務の内容や業務への貢献度が見える化される。メディアでも注目されているため、どんなサービス?と足を止める人も多かった。

三星グループ

三星グループは、1887年から続く繊維素材の企画・製造を行う企業。展示ではさまざまな素材の織物を展示し、好きなスーツの生地を投票する企画も(写真左手前)。珍しいのはスーツケースの内側に張られた上質の生地。さまざまな柄や色の見本が一枚となったもの(ブランケットサンプルというそうだ)で、歴史のある企業だからこそあるものだとか。

ソニー株式会社(AROMASTIC)

AROMASTICは、気分・場所・シチュエーションに合わせて自由に香りを楽しめる手のひらサイズのパーソナル・アロマディフューザー。プレゼンを聞いて興味を持った人はブースに立ち寄り、さまざまな香りを楽しんでいた。気に入ってそのままお買い上げという方も多かったとか。

vKirirom(ヴィ・キリロム) Japan

今年2月の「スタートアップ・カタパルト」で2位に入賞したvKirirom Japanは、今年日本人学生の受け入れも始めたカンボジアにあるキリロム工科大学の入学案内パンフレットを配布。2019年の入学生の願書を現在受付中だそうだ。

エアロネクスト

エアロネクストは、UAV(無人航空機)や、高い重心安定技術を有する次世代ドローンを開発するドローン・アーキテクチャ研究所。今回の「リアルテック・カタパルト」に出場し、見事優勝を果たした。さまざまなタイプのドローンが展示されていたので、心躍った人も多いのでは?

Drone Formula

「スタートアップ・カタパルト」に出場した井野 英隆さん率いるDrone Fromulaは、展示のなかではどこよりも超小型のドローンを開発したクリエイティブ集団。このドローンで撮影できる映像作品も上映されており、通り過ぎる人の足を停めていた。

Aerial Lab Industries

9月4日と5日に、日替わりで2タイプのホバーバイクを展示したAerial Lab Industriesは、車やバイク、ドローンが自由に飛び交う「エアーモビリティ社会」の実現を目指す。サッカーの本田圭佑選手が実施するカンボジア代表チームの練習へのドローン導入を支援も決定したそう。

CuboRex

CuboRexは、荒道を走れる電動クローラー拡張キット「Cuboard(キーボード)」の新型を展示。従来のスケートボード型から、より雪道での移動手段として利用しやすいようキックボード型となっており、2019年11月に販売予定を目指している。

glafit

2017年の「ICC KYOTO 2017 IoT/ハードウェア・カタパルト」に登壇したglafitは、ハイブリッドバイクの「glafitバイク GFR-01」を展示。ペダル走行、電動バイク走行、両者をかけあわせたハイブリッド走行ができるこのバイクは、2018年度グッドデザイン賞を受賞したばかり。

SOICO

タイムカプセルストックオプション™というストックオプション(SO)信託を中心とした総合ストックオプション・ソリューションを提供するSOICOは、「スタートアップ・カタパルト」に登壇。プレゼンを聞いて興味を持った方にそのメリットを解説した。

オプティマインド

AIによるルート最適化事業をプレゼンし、「スタートアップ・カタパルト」で見事優勝したオプティマインドは、ラストワンマイル向けのクラウドの配車・配送計画システムLoogia(ルージア)を紹介。登壇時間以外は、松下さんも時々ブースに顔を見せていた。

オプティマインドは、AIによるルート最適化で“ラストワンマイル”の物流に革命をもたらす(ICC KYOTO 2018)【動画版】

Super Duper

Super Duperは、AIを活用したチャット型多言語レストランメニュー・サービス「HeY」のデモンストレーションを提供。「旅先の楽しみ体験とがっかり体験1位は、ともに食なのです!」と言う鈴木さんは、食べ方のサポートや、料理にあった飲み物のレコメンドなど、「HeY」によって実現する一連の食体験の提供、春しかない桜ではなく、日本は食べ物からマーケティングをすべきであること、環境情報などへの汎用性も熱く語っていた。

アトモフ

9月5日のセッション「注目 デジタル・リビングルーム/テーマパーク特集」に登壇したアトモフの姜 京日さんが展示していたのは、壁やデスクに置くだけで、数百ヵ所の世界の風景が楽しめるAtmoph Window。4Kカメラの美しい映像とその場で収録されたリアルな音声を一緒に楽しむことができる。

DouZen, Inc

「カタパルト・グランプリ」にも登壇したDouzenは、家族のコミュニケーションをより豊かにするHale Orbを展示。手のひらサイズでインテリアになじむデザイン、離れて住む家族に動画や映像の送信を光って通知し、簡単な操作でテレビに再生することができる。

KAMARQ

セッション「注目 D2C/継続課金 ビジネス特集」に登壇した町野健さん率いるKAMARQのブースでは、オフィス家具の月額レンタルを提案。初期導入費用が22分の1という魅惑的なポップに惹かれ、初日にはたくさん用意されていたどらやきがどんどん減っていった。

コンプ

福岡の「スタートアップ・カタパルト」に登壇し、ICCサミット参加者にもファンの多いCOMPは、さらにおいしくなった完全バランス栄養食グミと、コンプドリンクを配布。絞り込んだマーケティングを進め、最近ではダンサーや、秋葉系にもファンが増えているという。

COMP(コンプ) – 栄養と美味しさが両立する完全栄養食品で誰もが健康な世界をつくる(ICC FUKUOKA 2018)【文字起こし版】

トイメディカル

「リアルテック・カタパルト」に登壇したトイメディカルが展開する「しおナイン」は、熊本大学との共同開発で誕生した、食事に含まれる塩分を吸着、体外に排出する機能を持つ世界初の”排塩”サプリ。希望者にはサンプルを配布も行っていた。

FABRIC TOKYO

ICCサミットではおなじみ、「スタートアップ・カタパルト」の優勝者に贈られるオーダーメイド・ジャケットの提供も行っているFABRIC TOKYO。店舗でオーダーメイドをするときの採寸以外のプロセスを体験できる展示を行った。同じくカタパルト・パークに出展している三星グループとは、素材でやりとりがある関係だそう。

ブライトリング・ジャパン

「スタートアップ・カタパルト」の当日、優勝者に贈られた時計をカタパルト・パークに展示していたのはブライトリング。ブランドの世界が表現された映像と、何より実物の魅力で、カタパルト登壇者の心に火を着けたにちがいない。

ファクトリエ

福岡やプレイベントに続き展示を行ったファクトリエは、こだわりの素材やシャツの目利きクイズ、「絶対に汚れない」白いデニムなど、参加者がインタラクティブに楽しめる内容を展開。エレベーターで上がってきた人を逃すまいと声がけし、カタパルト・パークを盛り上げてくれた。

アンカー・ジャパン

3日間、会場に缶詰の参加者に力強い味方となったのは、携帯やPCの充電を可能にしたANKERのバッテリー。福岡に続き、チャリティ販売でバッテリーやスピーカー、ケーブルなどの販売も行い、80000円を売り上げた。

※なお、この収益はスカラシップに寄付されます。お買い上げくださった方々にお礼を申し上げます。

ドクターフェロー

「スタートアップ・カタパルト」に登壇したドクターフェローは、医師限定SNSサービスの概要を掲載したパンフレットを配布した。

ランチ・スペースにも展示

一部のブランド・スペースと、カタパルト・パークはランチ会場にも登場した。食事会場なので乗り物関係は不可など展示内容に制限はあるが、食事をしながら展示に見入る人も多く、気軽に会話が始まると好評だったようだ。

次回2019年の福岡では、また進化した展示スペースの設営を予定している。ぜひお楽しみに!

(終)

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編集チーム:小林 雅/浅郷 浩子/戸田 秀成

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