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「自分が信じるものをやりきる」というバトンを引き継ぎ、いつか胸が張れるようになりたい(高木 友貴)【スタッフレポート:スカラシップでICCに参加して】

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ICCサミット FUKUOKA 2019にスカラシップ制度を利用して参加した東京大学3年生の高木 友貴さんに、運営スタッフ参加の感想と、そこで学んだことについて聞きました。スタッフレポートとしてご紹介します!

▶ICCパートナーズではコンテンツ編集チームメンバー(インターン)の募集をすることになりました。もし興味がございましたら採用ページをご覧ください。

ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回200名以上が登壇し、総勢800名以上が参加する。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。次回 ICCサミット KYOTO 2019は2019年9月2日〜5日 京都市での開催を予定しております。参加登録は公式ページのアップデートをご覧ください。


1.ICC運営スタッフに応募したきっかけと、なぜ応募したいと思ったか教えてください。

大学に入って、自分はこれから何をやろう?どうしよう?と思っていたときに、知人からICCを紹介してもらいました。

ずっと国連に興味があり、漠然と国連職員になって、国際開発やNGOなどで途上国支援に関わる関わることを考えていました。ところが、大学で学問として国際関係を学ぶうちに、イメージと違う、これではないと思い、自分は何をしたいのだろう?何のために大学に来たのだろうと思い始めたのです。

大学1年の夏、アメリカの西海岸に行ったことがないからというだけの理由で、シリコンバレーに6週間ほど行きました。経営者など15〜16人が泊まっているAirbnbに泊まりながら、平日はNPOでインターンをし、夜や週末はミートアップに参加しました。いろいろな人に会って話を聞き、とても刺激を受けました。

そして帰国しても、日本の経済、トップを走るリーダーに会える機会はないのかと考え、企業のインターンをしてみたいと探しているうちに、ICCに参加している人に出会い、ICCサミットのことを知りました。ウェブサイトなどを見てさらに興味を持ち、応募しました。

2.今回で参加何回目ですか? 今回はどういう気持ちで臨みましたか?

2018年の福岡から参加していて、今回が3回目です。

最初に参加したときは、とにかく登壇者の方々の熱量に驚きました。ここまで人生を賭けてやっているのはすごいなと思いましたし、誰か一人というより、会場全体の雰囲気、観ている方も含めすごいと思いました。参加者の方が登壇者の方に質問するときも、自分の事業で悩んでいることややり遂げたいことを一心に伝えていて、自分の事業にかける思いがすごいのです。

ただただ、単純に驚きました。そこまで人間は何かができる、自分も何に賭けてやりたい、そういうものに向かってやっていく姿勢を作りたいと思いました。

最初は登壇者や経営者の方々の熱量に圧倒されましたが、2、3回目の参加になるとそれをいかにサポートできるのかということに意識が向くようになりました。会場でできることは1つ1つの小さなことですが、円滑に運営するためには、スタッフ全員がいかに会場を創っていくかどうかにかかっているからです。

今回は3回目で、F会場担当。この会場を創るんだという意識でできたのがよかったです。

会場運営スタッフは4人で、統括の古川さんと私以外の二人は初参加でした。マイクなど機材の調整なども率先して手伝えるようになったのがよかったです。司会も「やってみない?」と言ってもらい、2回ほど担当しました。

今回の参加で初めて余裕ができて、セッションを聞いて楽しめました。1回目に参加したときも同じF会場でしたが、やることがないときでさえ、聞く余裕がありませんでした。

3.ICCサミットで、学んだこと、気づいたこと、深く印象に残っている出来事、エピソードなど、実際に参加したときの感想を教えてください。

印象的だったのは、2018年の福岡、スタッフのプレ飲み会でもつ鍋を食べていた時に、ICCの小林雅さんから聞いたことです。おそらく登壇者の皆さんも思っていることだろうと思いますが、小林さんがICCを創る想いを聞きました。

その時、私は社会に何が役立つかわからないと思っていました。小林さんから、社会をよくするために本当にいいことは何かを考え、自分ができることを信じきって行動していることを聞いたのです。
その想い、実行力がすごいと思ったし、なるほど、こういうふうに創ってやっているのだなと気付かされました。

自分の感覚と違うというのをまざまざと見せつけられましたし、新しい発見、こういう感覚があるのかという思いでした。

社会で働くといっても、それまではなんとなく、会社の中にすでに業務があり、そのなかで利便性のあるものやサービスがあり、それを決められた中で最大限改善していくものだと思っていました。

でも小林さんは決められたことの箱の中ではなく、自分が社会の中で貢献したいこと自分がやりたいことを見つけ、そして、自分がやっていることを誇りをもって信じて、人を巻き込んであの規模のイベントをやっている。本当にすごいと思いました。

自分のやりたいことやどうしたら社会に貢献できるのか悩んでいた当時の私は、その姿にはっとさせられました。当時から1年経ち、これを契機として、自分の中でやりたいことが具体的に定まりました。それに向かって努力している今があるのは、去年のICC福岡での経験があるからだと思います。

4.スタッフとして参加してよかったことを教えてください。また、どんな人に参加をおすすめしたいですか?

まずはICCサミットの世界観、あの空気感に触れて、自分の視座がどんどん高くなることがわかったことがよかったです。

自分にとって刺激的ですし、そういう世界を知れてよかったです。自分も早く飛び込みたい、プレーヤーになりたいという気持ちになります。普通の大学生活を送っていたら絶対にわからない、あのピリピリ感はほかにはないものです。

おすすめしたいのは、産業をリードしたいと考えているけれども、実際、どういうことを考えてやればいいのかわからない人でしょうか。参加したら、自分がこういうふうになれるというモデルが発見できると思います。

チームとして働くことを学びたい人にもいい場だと思います。これだけの多くのスタッフが、3日間どれだけうまく動いているか、3回目にして初めて実感しました。

チームでうまくやろうと、毎回、瞬時にブラッシュアップしていきます。明日はうまくやろう、変えようという意見が、バンバン上がっていき、実行されていきます。

それまでチームとして動くことは、学校でしかなかったのでよくわかりませんでしたが、2回目、3回目となり、学校内外などでも経験が増えてくると、ICCのスタッフがあれだけできるのは本当にすごいと思います。小林さんを含め統括の仕方もすごいのだと思います。

5.ICCでの経験を、今後どのように生かしていきたいですか?

この世界、ICCサミットを経験したからこそ、プレーヤーとして自分も入りたいと思うようになりました。

自分で信じられることをやり込めないと入れないと思いますし、それができれば、Co-Creationができると思っています。

6.スカラシップ提供企業への感謝のメッセージをお願いします。

大学生なので、お金の面で支援をいただくことはとてもありがたいことです。その感謝とともに、この後の未来、社会に出ていく人への、バトンをつないでもらっている、引き継いでもらっていると思っています。

今回、ユーグレナ/リアルテックファンドの永田暁彦さんからご支援をいただきました。手書きのカードをいただき、本当に宝物です。福岡のサミットで少しお会いすることができ、私達の年頃だったころのお話を、うかがうことができました。

私たちが社会に出たときに、永田さんのように自分が信じるものをやりきるようになってほしいという、目に見えないメッセージ、想いをいただいたと思っています。

数年や10年後、すぐに返せるものではないかもしれないけれど、私はそれに対して胸が張れるようになりたい。支援をいただいたことはもちろんですが、そのメッセージをいただいたことを大きく受け止めています。

感謝したいのは、スタッフに対してもです。今回、スカラシップで参加したスタッフが、Facebookでスカラシップへのお礼を投稿していましたが、同世代の投稿を読んでも、気づきをたくさん得ることができました。

ICCサミットという場、そしてそういうものを共有できるICCのスタッフの仲間が、私は大好きです。


▶2019年9月2〜5日に開催する ICCサミット KYOTO 2019の運営スタッフを募集しています。詳細はぜひ下記リンクからご覧ください。
【新規募集】ICCサミット KYOTO 2019 運営チーム募集

ICCサミット FUKUOKA 2019では、株式会社キュービック株式会社HAiK株式会社ネオキャリア株式会社セプテーニ・ホールディングスのご厚意により、学生スタッフや27歳以下の若手社会人スタッフを対象に、東京など遠方からのICCサミット参加、および東京での関連イベントへの遠方からの参加にかかる交通費・宿泊費の一部を、スカラシップとして補助いただきました。

ご協力いただいた企業の皆様に心からお礼を申し上げます。

(終)

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編集チーム:小林 雅/高木 友貴/浅郷 浩子/戸田 秀成

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