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【速報】連続優勝!!世界の”ラストワンマイル”最適化をめざすAI Tech「オプティマインド」がスタートアップ・ダイジェスト(後半)グランプリ獲得 (ICCサミット FUKUOKA 2019)

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「ともに学び、ともに産業を創る。」エクストリーム・カンファレンス「Industry Co­-Creation(ICC)サミット FUKUOKA 2019」(2月19日〜21日開催)、3日目に「スタートアップ・ダイジェスト- 注目スタートアップを一挙紹介!(後半)」Supported by 日本マイクロソフト が開催されました。

 

前後半あわせて総勢23社がプレゼンを繰り広げる同セッション後半では、スタートアップ企業12社が各7分間の熱いプレゼンテーションを繰り広げました。プレゼンターの相互投票による選考の結果、後半では、ICCサミット KYOTO 2018「スタートアップ・カタパルト」ベストプレゼンター、AIによるルート最適化で”ラストワンマイル”の物流革命をめざす「オプティマインド」が優勝いたしました!

当日の中継映像もぜひご覧ください。

(結果発表・表彰式はこちら)

結果速報

ICCサミット FUKUOKA 2019 Session 12B「スタートアップ・ダイジェスト – 注目スタートアップを一挙紹介!(後半)」優勝は、AIによるルート最適化で”ラストワンマイル”の物流に革命をもたらす「オプティマインド」でした!

準優勝の2位は、医療業界の働き方改革支援システム「Dr.JOY(ドクター・ジョイ)」でした。

第3位は、世界初のリアルテック特化型クリエイティブファーム「KANDO(カンド)」でした。

登壇サービス・プロダクト一覧

優勝:AIによるルート最適化で”ラストワンマイル”の物流に革命をもたらす「オプティマインド

▶実際のプレゼンテーションの模様は、こちらのYouTube動画(34:27頃〜)よりご覧ください。

“物流に革命を。”を掲げるオプティマインドは、狭い道幅、一方通行、路上駐車禁止の有無など、配送業者のドライバーの経験や知識に基づいたルート組みが行われている”ラストワンマイル”の物流現場において、それらの要素を蓄積した独自の地図データを開発し、AIによるルート最適化事業を営む名古屋大学発のテックベンチャー企業。Saasサービス「Loogia」では、同社の強みである組合せ最適化・機械学習などの技術を用いて、複雑なルート組みを行っている企業や配送計画立案が日々必要な宅配業者や酒販業者などに対して、「どの車両が、どの訪問先を、どの順に回るか」をテクノロジーでサポートすることで、配送ルート作成時間の大幅短縮を実現した。これによって企業は人件費の削減し配送可能個数を増加させることができる。配送・物流に関する様々なデータを蓄積していくことで、世界のラストワンマイルの移動を最適化し、将来の自動運転の社会のインフラを構築してゆく。

(プレゼンター)
松下 健
株式会社オプティマインド/公式HP|STARTUP DB
代表取締役社長
LinkedInページ

1992年生まれ、岐阜県岐阜市出身。岐阜県立岐阜高校卒業。名古屋大学情報文化学部を卒業し、名古屋大学大学院情報学研究科数理情報学専攻博士前期課程修了。現在、博士後期課程に在籍中。専門は組合せ最適化アルゴリズム。特にコンテナへの荷物の詰込最適化問題や、配送計画問題の研究に従事。研究と実社会の乖離を埋めたいという想いから、 2015年に合同会社オプティマインドを創業。2018年2月に、日本郵便とサムライインキュベートによるオープンイノベーションプログラムで全国105社の選考の中から「最優秀賞」を獲得。2018年6月に、複数の事業会社から数億円の資金調達に成功。趣味は掃除と洋楽と読書とお酒。オプティマインドでは、経営全般、営業、サービス設計、最適化アルゴリズム設計などを行う。ICCサミット KYOTO 2018 スタートアップ・カタパルトにて優勝。

2位:医療業界働き方改革支援システム「Dr.JOY(ドクター・ジョイ)

Dr.JOYは、電話やメールなどで煩雑化しているMRによる医師のアポイント予約を効率化する、MRと医師のマッチングプラットフォーム「Dr.JOY」を通じて、「MRの待ち時間」から生じる膨大な人件費の削減を目指す。病院の薬剤部と共同開発した現場目線が反映された機能を備えており、多くの医療施設での導入(準備中含む)が進んでいる。製薬企業、大学病院等でも普及が進んでおり、数万人に上るMRがDr.JOYを利用している。また、超過労働時間が非常に多い医師の勤怠をデジタルで可視化し管理する機能も加わった。Dr.JOYは、医療業界の働き方改革プラットフォームとして、MR・医師・患者の三者すべての利益になる事業を創っていく。

(プレゼンター)
石松 宏章
Dr.JOY株式会社/公式HPSTARTUP DB
代表取締役社長・医師
LinkedInページ

2010年東京医科大学卒業。東京女子医科大学病院での研修課程を経て、2012年沖縄の勝連病院で内科医として赴任。MR担当 窓口の役割を拝命し、その経験から病院と製薬企業における旧態依然の慣習を改革することを決意。
2013年11月Dr.JOY株式会社を 創業、病院・製薬向けソリューション「Dr.JOY」β版をリリース。医療における待ち時間コストを削減し、医療費削減に精力的に取り組む。

3位:世界初のリアルテック特化型クリエイティブファーム「KANDO(カンド)

▶実際のプレゼンテーションの模様は、こちらのYouTube動画(1:24:18頃〜)よりご覧ください。

(プレゼンター)
田崎 佑樹
株式会社KANDO/公式HPSTARTUP DB
Founder & CEO
LinkedInページ

KANDO|Founder & CEO、MELTIN|CCO、REAL TECH FUND|Envision Manager、WOW|コンセプター。クリエイション×リアルテック×ファイナンスを三位一体にする「Envision Design」を提唱し、リアルテックベンチャーのクリエイティブな社会実装とアート、デザイン、哲学を融合させた次世代文化創造を推進する。Envision Design実践例として、REAL TECH FUND投資先であるサイボーグベンチャー「MELTIN」を担当し、国内外でのモメンタム作りに貢献。2018年同社CCO就任。同年シリーズBにおいて20.2億円調達完了。アートプロジェクトとして、彫刻家|名和晃平氏との共同作品「洸庭」、HYUNDAIアートコミッションワーク「UNITY of MOTION」、東京工業大学ELSIリサーチワーク「Enceladus」、荒木飛呂彦原画展「AURA」。建築プロジェクトとしては函館市次世代交流センター「はこだてみらい館」を地域再生も含めてコンセプトからコンテンツ制作、運営計画までプロデュースする。2018年9月に開業した「渋谷ストリーム」の100mペデストリアンデッキの環境演出を総合的に担当する。

表彰式

(終)

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編集チーム:小林 雅/本田 隼輝/上原 伊織/尾形 佳靖

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