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【新】「俺たちのHARD THINGS」-サバイバル・ベンチャー経営論【F17-1D #1】

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「俺たちのHARD THINGS – サバイバル・ベンチャー経営論」【F17-1D】セッションの書き起し記事をいよいよ公開!11回シリーズ(その1)は予告編として、各登壇者をご紹介いたします。是非御覧ください。

ICCカンファレンスは新産業のトップリーダー160名以上が登壇する日本最大級のイノベーション・カンファレンスです。次回 ICCカンファレンス FUKUOKA 2018は2018年2月20日〜22日 福岡市での開催を予定しております。


【登壇者情報】
ICCカンファレンス FUKUOKA 2017
2017年2月21日・22日・23日開催
Session 1D
「俺たちのHARD THINGS」-サバイバル・ベンチャー経営論

(スピーカー)
金谷 元気
akippa株式会社
代表取締役社長

倉橋 健太
株式会社プレイド
代表取締役社長

重松 大輔
株式会社スペースマーケット
代表取締役社長

柴山 和久
ウェルスナビ株式会社
代表取締役CEO

(モデレーター)
琴坂 将広
慶應義塾大学
准教授

「俺たちのHARD THINGS-サバイバル・ベンチャー経営論」の配信済み記事一覧

司会 それでは時間となりました。

これよりセッション1D「『俺たちのHARD THINGS』-サバイバル・ベンチャー経営論」を開始致します。

登壇者をご紹介いたしますので、大きな拍手でお迎え下さい。

お1人目、akippaの金谷さんです。


金谷 元気
akippa株式会社
代表取締役社長

1984年生まれ。akippa株式会社 代表取締役社長。高校卒業後より4年間、Jリーガーを目指し関西リーグなどでプレーし、22歳で引退。その後上場企業にて2年間営業を経験し、2009年2月に会社設立。2014年より契約されていない月極駐車場や、個人宅の駐車場を15分単位で貸借りできる 駐車場シェアサービス「akippa」を運営している。

続きまして、プレイドの倉橋さんです。


倉橋 健太
株式会社プレイド
代表取締役社長

同志社大学を卒業後、2005年新卒として楽天株式会社に入社。マーケティングおよびウェブディレクションチームにおいて、楽天市場のUX改善、モバイルデバイス戦略の推進、楽天の会員基盤における顧客育成施策の立案、商材カテゴリ別の流通拡大戦略の立案など多岐にわたり担当。2011年10月に株式会社プレイドを創業。約1年にわたるβ版での実地検証、2014年12月に開催されたInfinity Ventures Summit Launch PadにおけるAward獲得を経て、2015年3月にウェブ接客プラットフォーム「KARTE」を正式リリース。2016年9月時点で1,300社が導入している。

続きまして、スペースマーケット重松さんです。


重松 大輔
株式会社スペースマーケット
代表取締役社長

1976年千葉県生まれ。千葉東高校、早稲田大学法学部卒。 2000年NTT東日本入社。 2006年、株式会社フォトクリエイトに参画。一貫して新規事業、広報、採用に従事。国内外企業とのアライアンス実績多数。
2013年7月東証マザーズ上場を経験。2014年1月、株式会社スペースマーケットを創業。お寺、野球場、古民家、オフィスの会議室、お化け屋敷などユニークなレンタルスペースのマーケットプレイスを展開。2016年1月、シェアリングエコノミーの普及と業界の健全な発展を目指す一般社団法人シェアリングエコノミー協会を設立し代表理事に就任。

ウェルスナビ柴山さんです。


柴山 和久
ウェルスナビ株式会社
代表取締役CEO

誰もが安心して手軽に利用できる次世代の金融インフラを築きたいという想いから、TECH::CAMP で一からプロトタイプを制作した後、2015 年 4 月にウェルスナビ株式会社を設立。海外の富裕層の間では当たり前となっている国際分散投資を全自動で利用できる「WealthNavi」を2016年1月より提供。2017年春には、預金・カード・資産運用が連携した「お釣りコツコツ投資」をローンチ予定。起業前には、日英の財務省で合計9年間、予算、税制、金融、国際交渉に参画した後、東京およびニューヨークのマッキンゼーに勤務し、ウォール街に本拠を置く10兆円規模の機関投資家を1年半サポート。東京大学法学部、ハーバード・ロースクール、INSEAD卒業。ニューヨーク州弁護士。

最後にモデレーターをご紹介致します。慶應義塾大学の琴坂さんです。


琴坂 将広
慶應義塾大学
准教授

慶応義塾大学准教授(SFC・総合政策)。数社の起業を経験の後、マッキンゼー・アンド・カンパニーの日本およびドイツを拠点に主に海外企業の経営支援に従事。その後、オックスフォード大学に移籍し、経営学の優等修士号と博士号を取得。立命館大学経営学部を経て、2016年より現職。フランス国立社会科学高等研究院アソシエイト・フェロー、(株)アピリッツ社外取締役、(株)ユーザベース社外監査役を兼務。専門は、国際経営における経営戦略、および、制度と組織の関係。著書に『領域を超える経営学-グローバル経営の本質を知の系譜で読み解く』(ダイヤモンド社)、共編著に『マッキンゼーITの本質 情報システムを活かした「業務改革」で利益を創出する』(ダイヤモンド社)、分担著に『East Asian Capitalism: Diversity, Continuity, and Change』(オックスフォード大学出版局)などがある。

それでは琴坂さん、宜しくお願いします。

「俺たちのHARD THINGS」

琴坂 将広氏(以下、琴坂) はい、おはようございます。

会場 おはようございます。

琴坂 朝早く、最初のセッションからご参加いただきありがとうございます。

いきなり朝から「HARD THINGS」ということで辛い話からスタートする、極めて面白いセッティングです。

柴山 和久氏(以下、柴山) え!?面白いんですか?(笑)

琴坂 面白いです(笑)。

ずっと「辛い辛い」と言い続ける75分にしていければなと思っています。

ICCカンファレンスへの参加が初めての方もいらっしゃるかもしれないので、少しフォーマットをご説明します。

通常のこういったカンファレンスは、登壇者の方が個々に10分、20分永遠と話をして、時間切れ直前に5分議論しましょうというものです。

「これであれば、インタビュー記事を読んでも変わらないのではないか」と感じるかもしれません。

ここに登壇している皆様は、すでに多くのメディアに出られていますし、ビジネスとしても注目を浴びている企業です。

もし万が一、登壇者の方々の事業が分からない、知らないという方はググって下さい。ググれば沢山出てきます。

それを見ながら、壇上での議論に参加いただければと思います。

ICCカンファレンスは、基本的にここに集まった経営者、プロフェショナルがお互いの意見をぶつけ合うということをコンセプトにしております。

今回のセッションでも、議論、意見交換、見識を作っていくということに全ての時間を使っていきたいと思っております。宜しくお願いします。

さて、「俺たちのHARD THINGS」。

すごいタイトルですよね?

この「HARD THINGS」とは何か、私も良く分かっていなかったので、とりあえずググってみました(笑)。

ググってみると、困難とか、苦闘のことなんですね。

サブタイトルとしては「サバイバルベンチャー経営論」とあります。

スタートアップを経営していく中で、やはり苦難、苦闘、辛い、止めたい、「なんで私はこんなことをやっているんだ」と思う時が出てくるのではないかと思います。

この言葉を聞いて、登壇者の皆さんは「ああ、こんなこともあったな」、「これが話したいな」といったことが思い浮かびますか?

サバイバルですとか、苦闘ということで思い浮かぶキーワードは特に何でしょうか?

編集部よりシリーズの予告

お読み頂き、ありがとうございます。本シリーズは、以下のテーマと日程で配信されます。ぜひ毎日御覧ください!

9月19日:【新】「俺たちのHARD THINGS」-サバイバル・ベンチャー経営論

9月20日:HARD THINGS① 既存の仕組み・規制といかに向き合うか?

9月21日:HARD THINGS② 想いがあっても実績がないと使ってもらえない

9月22日:HARD THINGS③ ピッチイベントで賞をとっても売上があがらない

9月25日:HARD THINGS④ 創業メンバーが会社の急成長についてこられない

9月26日:HARD THINGS⑤ 優秀だと思って採用したらミスマッチ

9月27日:【提言】スタートアップは優秀な人を採用しても平社員からスタートさせるべき

9月28日:HARD THINGS⑥ ベンチャーの資金調達「あるある」

9月29日:HARD THINGS⑦ 創業者自身が会社の成長のボトルネック

10月2日:HARD THINGS⑧ ミドル層人材の視座が低い

10月3日:HARD THINGS【終】 「資金調達でハシゴが外される」「創業メンバーの入れ替え」などまとめて議論

以上

(続)

次の記事を読みたい方はこちら

続きは HARD THINGS① 既存の仕組み・規制といかに向き合うか?をご覧ください。

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編集チーム:小林 雅/榎戸 貴史/戸田 秀成/横井 一隆/立花 美幸/鎌田 さくら

【編集部コメント】

ICCの人気シリーズ、「俺たちのHARD THINGS」。福岡でも思いっ切りHARDなお話しを頂きました。毎回、本シリーズは長編になるのですが、やはりそれだけHARDな経験が多いということで…ぜひ全11回、お楽しみください(榎戸)

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