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【新】ポストスマホ!いよいよ到来するAR時代を大激論!【K17-10C #1】

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「ポストスマホ!AR時代を大激論!」【K17-10C】セッションの書き起し記事をいよいよ公開!8回シリーズ(その1)では、登壇者が自己紹介をする間もなく、早速大激論を始めています。國光さんと尾原さんが行う、漫談形式での導入もお楽しみください。

▶ICCパートナーズではコンテンツ編集チームメンバー(正社員&インターン)とオフィス/コミュニティマネジャーの募集をすることになりました。もし興味がございましたら採用ページをご覧ください。

ICCカンファレンス KYOTO 2017のプラチナ・スポンサーとして、レノボ・ジャパン株式会社様に本セッションをサポート頂きました。

ICCサミットは新産業のトップリーダー600名以上が集結する日本最大級のイノベーション・カンファレンスです。次回 ICCサミット FUKUOKA 2018は2018年2月20日〜22日 福岡市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。


【登壇者情報】
2017年9月5-7日開催
ICCカンファレンス KYOTO 2017
Session 10C
大激論 ポストスマホ!いよいよAR時代到来!
Supported by レノボ・ジャパン

(スピーカー)

荒木 英士
グリー株式会社
取締役執行役員

國光 宏尚
株式会社gumi
代表取締役社長

横山 直人
Facebook Japan
執行役員 新規事業開拓 兼 パートナーシップ事業部

(モデレーター)

尾原 和啓

「ポストスマホ!AR時代を大激論!」の配信済み記事一覧

司会 それではお時間となりましたので、Session 10C 「大激論ポストスマホ!いよいよAR時代到来!」を開始させていただきます。

モデレーターは、尾原和啓さんです。宜しくお願い致します。

尾原和啓 氏(以下、尾原) よろしくお願いします。

2日間の締めくくりに、私どものセッションを選んで頂きありがとうございます。


尾原 和啓

Fringe81株式会社 シンクル事業長、執筆・IT批評家、Professional Connector
経産省 対外通商政策委員、産業総合研究所人工知能センターアドバイザー歴任
京都大学院で人工知能を研究。マッキンゼー、Google、iモード、楽天執行役員、2回のリクルートなど事業立上げ・投資を歴任。現在13職目 、バリ島をベースに人・事業を紡いでいる。ボランティアでTED日本オーディション、Burning Man Japanに従事するなど、西海岸文化事情にも詳しい。
シンクルはApple 2016年ベストアプリ10選に。
著書 「ザ・プラットフォーム」(NHK出版新書)はKindle、有名書店一位のベストセラー
前著「ITビジネスの原理」(NHK出版)も Kindle 年間ランキングで2014年、2015年連続Top10のロングセラー(2014年7位、2015年8位)。韓国語、中国語版にも翻訳されている

荒木英士 氏(以下、荒木) よろしくお願いします。


荒木 英士
グリー株式会社
取締役執行役員

2005年、慶應義塾大学環境情報学部在籍時代に複数のスタートアップの創業に参加。事業売却後、大学を卒業し4人目の正社員としてグリー株式会社に入社。事業責任者兼エンジニアとして、PC向けGREE、モバイル事業、ソーシャルゲーム事業、スマートフォン向けGREE等の立ち上げを主導した後、2011年、北米事業の設立に参画しSVP, Social Gamesを務める。2013年、日本に帰国しグリー株式会社 取締役 執行役員に就任。2014年よりWright Flyer Studios事業責任者を務める。

尾原 後で記事として読めたりもすると思いますが、やっぱりライブ感がある方がいいですよね。

隣で行われているような、経営者の声を聞くセッション(「変化し続ける経営」)などを選ばれる方も多い中で、わざわざこちらを選んで頂きありがとうございます。

先ほども話していたのですが、國光さん、AR(Augmented reality=拡張現実)というのはまさにホットトピックですよね。

國光宏尚 氏(以下、國光) 今年は、アメリカのシリコンバレーでも、AI(Artificial Intelligence=人工知能)、VR(Virtual Reality=仮想現実)、AR、この3つしか語られていないですよね。


國光 宏尚
株式会社gumi
代表取締役社長

2007年、株式会社gumiを創業し、代表取締役に就任。2015年、gumi ventures2号ファンドを設立し、ジェネラルパートナーに就任。同年、国内のVR/AR関連スタートアップを支援するTokyo VR Startups 株式会社を設立し、代表取締役に就任。2016年、主に北米のVR/AR企業への投資を目的としたVR FUND,L.P.のジェネラルパートナーとして運営に参画、また韓国にてSeoul VR Startups Co., Ltd.を設立し取締役に就任。2017年、北欧地域のVR/AR関連スタートアップを支援するNordic VR Startups Abを設立し、代表取締役に就任。

尾原 そうですね。

ですからARは、Gartner社のハイプ・サイクル(Hype Cycle)では、遂に幻滅期(Trough of Disillusionment)を抜けてこれからいくよというタイミングなんですよ。

國光 「ポストスマホ」時代がいよいよ到来しようとしてきています!!

尾原 本当に。

これから選択肢が2つあるんです。

1つは、「大激論」なんて言って放っておくと、ここでも國光さんの演説になりそうですが、通常のパネル形式で議論していく。

もう1つは、どうせ激論をするのだったら、会場の皆さんからご質問を受けて、僕達がそれぞれについてインタラクティブに議論していくということもできます。

▶編集注:この後、國光さんと尾原さんが漫談形式で導入を進めますのでお楽しみください(榎戸)

國光さん「役に立つセッションにしたい」

國光 せっかくなので、極めて役に立つセッションにしたいですね。

尾原 そうですね。

國光 普通セッションをする時って、大体適当なことしか言っていないですからね(笑)。

(会場笑)

尾原 (笑)

國光 何となくウケればいいやという感じのセッションではなく、「本当に役に立った!」、「こういうイベントは役に立たないこともあるけれど、これは素晴らしかった!」、「ビジネスのチャンスが生まれた!」というようなものにしたいですね。

尾原 それでは、どちらがいいか拍手で決めましょうか?

國光 なるほど。

では、聞いてみましょう。

ビットコインかイーサリアムか。

(会場笑)

尾原 いやいや。(笑)

國光さんのVALUの株が上がれば、激論型で…ってそうではなくて。

(尾原さん会心のノリツッコミ)

横山直人 氏(以下、横山) ちなみに会場の皆さんはどういう業界の方でしょうか?(冷静)


横山 直人
Facebook Japan
執行役員 新規事業開拓 兼 パートナーシップ事業部

2002年NTTドコモに入社し海外i-mode展開に従事。2009年よりGoogleにて、クラウドビジネス、モバイル、アンドロイド・ビジネス開拓を担当。2014年より現職にて新規事業及びパートナシップ事業を牽引。現在の注力分野はモバイル、VR/AR、ユーザーグロース。立教大学卒。ニューヨーク大学大学院卒。

ゲーム業界の方?メディア業界の方?

(会場挙手)

尾原 さすが。モデレートしますね!

横山 ありがとうございます(笑)

尾原 ちなみに、VR、ARに真剣に絡んでおられる方はどのくらいおられますか?

(会場挙手)

なるほど。それを踏まえつつ、皆さんの会場の皆さんにディスカッション形式の希望を聞いてみたいと思います。

(会場アンケート)

では、パネル形式でプラクティカルな話を真剣にしていきましょう。

それでは、VR、ARの基礎的なところから入って、皆さんの業界にどういうインパクトがあるのかということについてお話することにしましょうか。

國光 そうですね。今、シリコンバレーでも、ARに最も注目が集まっています。新しいiPhoneが発売されますしね。

まず、今年初めの「Snapchat」の「World Lenses」という新機能から、ARが注目されるようになりましたよね。

ARのアバタ―アプリのようなものが作れる「World Lenses」が発表された直後、いつものように即座にFacebookが真似ました(笑)。

横山 (笑)

尾原 横山さん、たまたまね、網羅的なね。

横山 長い間準備していましたから(笑)。

(登壇者一同 笑)

早速、意見が割れる登壇者たち

國光 そのSnap社に続いてFacebookが「AR Studio(※)」を発表しましたが、これはクリエイターをはじめとして、誰もが簡単に広告素材のエフェクトを作ることができるものですよね。

▶参考:Facebook、ARカメラエフェクトの開発者プラットフォームをローンチ(TechCrunch)

尾原 そのお話でしたら、横山さんの動画をお見せした方が早いのではないでしょうか?

國光 では、そういう流れにしましょうか。

その後にAppleが「ARKit(※)」を作って、更に遅れてGoogleが。

▶参考:アップルの「ARKit」を徹底解説、技術よりも戦略がすごい(西田宗千佳)

尾原 いやいや、Googleが先に「Tango」プロジェクトというのを出して。ってちょっと仲間割れするのやめましょう。(笑)

國光 (笑)

今年になって、シリコンバレーの各大手が、グラス(メガネ型端末)がなくてもスマートフォンでARができるという製品を出したというのが、まずは走りというところです。

横山 激動の2017年でしたね。

尾原 そのことについての包括的なアップデートが、横山さんと荒木さんからありますので、まずは横山さんにFacebookから見たARをご紹介頂きましょう。

(続)

編集部よりシリーズの予告

お読み頂き、ありがとうございます。本シリーズは、以下のテーマと日程で配信されます。ぜひ毎日御覧ください!

12月11日:【新】ポストスマホ!いよいよ到来するAR時代を大激論!

12月12日:Facebookの「10年ロードマップ」から考えるポストスマホの未来

12月13日:モバイルARの出現で人間の生活は大きく変わる!?(GREE荒木)

12月14日:「VRもARもMRに行くためのプロセス」gumi國光氏が語る複合現実への道

12月15日:知らないとまずい?産業用ARの最新トレンド

12月18日:”Web 3.0” 革命が、MRデバイス+IoT+クラウドAIの融合によって起こる(gumi國光)

12月19日:日本企業はAR市場で勝負しよう! 欧米IT企業に勝てる!(gumi國光)

12月20日:【終】AR/VR時代のニューロコンピューティングとは?

以上

(続)

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次の記事を読みたい方はこちら

続きは Facebookの「10年ロードマップ」から考えるポストスマホの未来 をご覧ください。

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編集チーム:小林 雅/榎戸 貴史/戸田 秀成/横井 一隆/立花 美幸/Froese 祥子

【編集部コメント】

ARkitでゲームやアプリを開発するための環境づくりは、意外と簡単です!ARゲームを作り始めてみてはいかがでしょう?(横井)

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