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「Sportip」はスマホ1台で、エビデンスに基づいたパーソナルトレーニングを可能にする(ICC FUKUOKA 2021)

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ICC FUKUOKA 2021 カタパルト・グランプリに登壇いただき、見事6位に入賞したSportip 髙久 侑也さんのプレゼンテーション動画【「Sportip」はスマホ1台で、エビデンスに基づいたパーソナルトレーニングを可能にする】の文字起こし版をお届けします。ぜひご覧ください!

ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。 次回ICCサミット KYOTO 2021は、2021年9月6日〜9月9日 京都市での開催を予定しております。参加登録は公式ページのアップデートをお待ちください。

本セッションは、ICCサミット FUKUOKA 2021 プラチナ・スポンサーのAGSコンサルティング様にサポート頂きました。

【速報】自律分散型水循環システムの社会実装に挑む「WOTA」がカタパルト・グランプリ優勝!(ICCサミット FUKUOKA 2021)


【登壇者情報】
2021年2月15〜18日開催
ICC FUKUOKA 2021
Session 7A
カタパルト・グランプリ
– 強者が勢揃い –
Supported by AGSコンサルティング

髙久 侑也
株式会社Sportip
代表取締役CEO

筑波大学体育専門学群卒業。その後一橋大学大学院経営管理研究科(MBA)修了。 筑波大学在学中は、フィットネス等のスポーツマネジメントの研究やカンボジアでのパラスポーツ普及活動などスポーツ・ヘルスケアを幅広く学ぶ。 自身が野球を病気で断念せざるを得ない経験から筑波大学発ベンチャーとして株式会社Sportipを創業。


髙久 侑也さん はじめまして。株式会社Sportip(スポーティップ)の髙久です。

最速で成果を出す運動指導サポートAI「Sportip Pro」を提供しています。

たった一瞬で、ダイエットできる、姿勢改善できる、腰痛改善できる、そんな魔法のようなジム・整体があったら、皆さん通いたいと思いますよね。

我々Sportipは、ヒトの“全て”の運動指導をAIによって代替する筑波大学発ベンチャーです。

個人の身体・目的に合わせた運動指導を届けたい

創業のきっかけは、先天的な疾患を無視した、“カン”に基づく指導によって、野球を続けられなくなってしまったという私自身の経験にあります。

そのため、個人の身体や目的に合わせた指導を届けたいとの思いで筑波大学に入学し、会社を創業しました。

筑波大学のスポーツサイエンスの知見をフル活用

筑波大学は、スポーツサイエンスの領域で日本ナンバーワンの大学です。

大学の知見をフル活用して、サービスを開発しています。

これは実際の、筑波での運動解析の様子ですが、2億円の機材を360度、カメラをフルに配置し、2週間かけて運動を解析します。

これはトップ選手やトップアスリートでしかできない、膨大なお金と時間をかけた解析になります。

スマホ1つで運動指導を可能に

しかし、ご安心ください。

我々は、これをスマートフォンだけで実現します。

我々のイノベーションは、まずはBtoBでフィットネスと整体の領域に注力をしています。

継続率と新規顧客獲得に課題を抱える業界

課題を見ていきましょう。

たとえばフィットネスクラブは、会員の継続率が低く、かつ新規会員獲得は非常に時間とお金がかかる領域です。

コロナにより、さらにその状況が悪化しています。

売上は、なんと50%まで減少している領域です。

このような問題を解決するのが、我々のサービス「Sportip Pro」です。

最速で成果を出すアシストをし、顧客の継続を促す、売上アップのAIアプリです。

瞬時にパーソナライズレポートを作成

利用方法をご説明します。

身長、体重、性別、年齢、症状、目的の個人データを入力します。

そうすると、個人に合った動作の分析が行われ、問題点が自動でレポートされます。

これは、たった1秒で実現可能です。

そして対策は、個人に合った形で、1,500を超えるトレーニングの中から自動でリコメンドされます。

12億のフィードバックから最適なメニューを提案

成果を最速で出すための、3つのポイントをお伝えします。

まず1つは、個人にぴったりなデータ収集が可能ということで、149ものチェックが、個人に合わせてできるようになっています。

また、個人にぴったリのフィードバックは、なんと12億個を超えるフィードバックの中から、個人に最適な形で提案されます。

そして、トレーニングメニューは1,500を超えて、症状や年齢等に合わせて提案できる、最適な形のソリューションになっています。

コロナ禍でも、新規顧客獲得や単価向上が可能に

実際の利用シーンについては、無料体験のBefore/Afterチェックを入会率の向上に活かしていただいたり、新たなパーソナライズトレーニングプランを作って単価を上げたり、オンラインプランを作って顧客数を増加させることなどに使っていただいています。

また、最速で効果・成果を手にする以外にも、顧客のコストカットを実現した事例があります。

自動で記録・管理が可能で、また指導者育成にも活用いただいている事例が増えてきています。

大手ジムや専門学校でも導入が進んでいます。

また、コロナ下に合わせて、オンライン完結で利用していただけるようになっており、新たな顧客獲得も可能になっています。

Zoomのようにオンラインでつなぎながら、実際にAIが個人の動きをフィードバックしてくれるサービスです。

端末数に応じた月額課金制

ビジネスモデルは、BtoBで、Sportipがアプリを店舗もしくはトレーナー/セラピストにご提供して、月額で課金するモデルになっています。

現場のトレーナーやセラピストの反応は

導入いただいているトレーナー/セラピストからは、「(お客様を)入会へ導き、かつ継続率を高める素晴らしいアプリです」という声や、「売上の増加を実現できています」という声をいただいています。

実際に、最大20万円以上、売上が上がったという事例もあります。

実際に我々のサービスを導入した事例では、入会率を78%まで向上したという事例や、

顧客単価を平均1,200円押し上げたという事例が出てきています。

リリース7カ月でMRRは1,000万円超

トラクションは、リリースから7カ月で、MRR(月間経常収益)が1,000万円を超えました。

来月(2021年3月)にも大手ジム、大手店舗での導入が既に決まっており、大幅に伸ばしていく予定です。

そして、チャーンレートは1.2%で、このサービスが指導の中に上手く入り込んでいることを表していると思います。

実際に、大手ジムから、パーソナルジム、整体/接骨院、そしてそれ以外にも、病院、プロチーム、自治体、ゴルフスクールなど、幅広い導入実績があります。

フィットネス・整体のBtoB市場がターゲット

マーケットは、まず短期はフィットネス・整体の1,000億円を目指していきます。

中長期で病院、リハビリ、介護などの領域もターゲットとしていきます。

3,000億円の市場の大部分を、我々が担っていきたいと思っています。

独自開発の高精度AI技術

最後に、強みをご紹介させてください。

まず、独自のAI技術です。

他社ですと、17点しか解析できないものが一般的ですが、我々は143点を解析することができます。

また、カメラはスマホ1台、解析時間は1秒です。

指導に活かすことが難しいなどということはなく、誰でも、受付のアルバイトの方でも、エビデンスを含めた説明が可能になっています。

それによって、いつでもどこでも誰でも、正確な分析で成果を手にできます。

また、AIは、スマホ1台で、先ほどご説明した2億円の機材とほぼ同等の解析ができる、高精度なAIになっています。

スポーツサイエンスのノウハウをフル活用

もう一つ、強みがあります。

スポーツサイエンスのノウハウです。

経験や勘ではなく、年間2,000本を超える論文のリサーチ、また、新規の共同研究を通してエビデンスをベースとしたプロダクトを作っています。

また、データ数については、500万件を超える運動のデータを持っており、あらゆる動きに対応が可能です。

また、カスタマーサポートも、使い方の説明だけではなく、有識者によるサイエンスサポートが可能です。

全てのヒトの可能性を最大化する指導を届ける

我々は、最終的に、生まれてから死ぬまでの全ての瞬間で、可能性を最大化する指導を届け、健康をつくり、幸せをつくるような会社になっていきます。

ぜひ、ご支援のほどよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

▶︎実際のプレゼンテーション動画もぜひご覧ください。

(終)

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編集チーム:小林 雅/小林 弘美/浅郷 浩子/戸田 秀成

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