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ICCサミット FUKUOKA 2020 スタートアップ・カタパルトに登壇いただいた 、メッシュウェル 窪田 光平さんのプレゼンテーション動画【ファッションで街を笑顔に！アパレル小売店とタレント販売員のマッチングサービス「MESHWell」】の文字起こし版をお届けします。ぜひご覧ください！
ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回250名以上が登壇し、総勢900名以上が参加する。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。 次回ICCサミット KYOTO 2020は、2020年8月31日〜9月3日 京都市での開催を予定しております。参加登録などは公式ページをご覧ください。
本セッションは、ICCサミット FUKUOKA 2020 プレミアム・スポンサーのラクスル様、プラチナ・スポンサーの日本アイ・ビー・エム様にサポート頂きました。
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【登壇者情報】
2020年2月18〜20日開催
ICCサミット FUKUOKA 2020
Session 1B
STARTUP CATAPULT スタートアップの登竜門
Supported by ラクスル & 日本アイ・ビー・エム
(プレゼンター)
窪田 光平
株式会社メッシュウェル
代表取締役
公式HP | STARTUP DB
東京都出身。学生時代からセレクトショップで店頭販売と仕入業務に積極的に従事。大学卒業後、丸紅株式会社にてアパレル製品貿易及び生産業務に携わる。株式会社ベイクルーズに転職後、EC事業開発、経営企画、新規ブランド開発（CITYSHOP・2015）を経験。2018年、米国BABSON COLLEGEにてMBA修了し、起業。37歳既婚、1児の父。趣味は料理、マラソン、トライアスロン
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▶「ICC FUKUOKA 2020 スタートアップ・カタパルト」の配信済み記事一覧
窪田 光平さん おはようございます。
株式会社メッシュウェルの窪田と申します。
我々は、アパレル販売人材のマッチングサービス「MESHWELL（メッシュウェル）」を手がけています。
低迷を続けるアパレル小売市場、顧客が求めるものは？
ある週末、ショッピングをするカップルがいるとします。
「どっちが似合うと思う？」と楽しそうに尋ねる女性に、男性が「どっちでもいいんじゃない？」と答えた瞬間、女性が急に不機嫌になるのです。
皆さんも経験があるのではないでしょうか。
女性は何を求めていたのでしょうか。
答えが欲しいのではなく、相談がしたかっただけではないでしょうか。
私が働いていたアパレル企業が接客に関するアンケートを取ったところ、「相談に乗ってくれない」、「販売員が足りない」という女性の声が大半を占め、女性がもっと接客をしてほしいことが分かりました。
一方で、日本のアパレル小売市場は、長年低迷を続けています。
しかし、実際には9.2兆円もの規模(注：2018年のデータ)があり、ECが急成長をしている今もなお、女性によって店頭購入される額は7兆円規模なのです。
悩みを抱える女性客を満足させることができれば、アパレル小売市場の低迷を食い止める手段となります。
“フリーランス”が販売員不足解消と売上向上の鍵
つまり、店頭販売員を増やせばよいのですが、実際のところほぼ全ての企業が採用に課題を抱えています。
正社員雇用への依存に問題があると考えた私は、フリーランスに着目しました。
私は経験上、アパレル店舗が1日中ずっと忙しいわけではないことを知っています。
店は、忙しい時間帯だけ仕事を依頼したい。
つまり、正規雇用である必要はないのです。
働き手も、条件が合いさえすればきっと働きたいはずです。
アパレル業界初のクラウドソーシングサービス「MESHWell」の誕生
そこで、働き手が日時、場所、報酬の希望を自由に登録できるようにしました。
こうして2019年2月、販売員不足の問題を解決しストアの売上をアップするため、メッシュウェルがスタートしました。
メッシュウェルは、アパレル業界初のクラウドソーシングサービスです。
動画デモをご覧ください。
ストアは、短時間の販売業務を1回ごとに依頼できます。
これまで当たり前にあった事前面接はなく、相互評価でスピーディーに人材獲得ができるので、依頼から最短1時間で即戦力販売員がお店に加わります。
このように、メッシュウェルはユーザーに安心してご利用いただけるよう、契約から支払いまで一貫したサポートを行い、繁忙時間の機会損失を防いでいます。
「MESHWell」が生み出した新しい働き方
ここで、現在活躍中の販売員を紹介します。
彼女は、埼玉県在住で、2人のお子様を育てながら販売員をされている方です。
ご結婚前は外資系アパレルの販売員でした。
現在は、新宿や六本木のセレクトショップで昼間だけ、週に2、3度、1日平均4時間働かれています。
明るい性格と軽快なトークで、他のスタッフの3倍も販売する人気の働き手です。
メッシュウェルは、彼女のように、ご結婚やご出産を機にフルタイム勤務を離れた販売経験者に、特に支持されています。
他にも、元営業職の主婦や、コミュニケーションが得意なフリーランサーやダブルワーカーが、メッシュウェルでスキマ時間を活用しています。
販売未経験から始めたにもかかわらず、今では人気の働き手になった方もおられます。
続いて、ストアのインタビューです。
スポットでフリーランスを活用するというのはこれまでになかった働き方ですが、ストアにもご満足いただけていることが分かります。
中～高級価格帯のアパレル企業からの高いニーズ
メッシュウェルは、全国の商業施設、駅ビル、アウトレットなどに出店している中～高級価格帯のアパレル企業に特に必要とされています。
ご覧のように、高い集客力を誇る人気のお店が並んでいます。
パルコ、ららぽーと、ラゾーナなど、メガディベロッパーからも多数のお問い合わせをいただいています。
マッチング実績1,800回以上、防いだ機会損失額は約1.5億円
サービスを開始してちょうど1年になり、東京、大阪、名古屋の3都市で、700名の働き手と90店舗にご登録いただいています。
これまでに1,800回以上のマッチングを行い、この1年間で1億5,000万円もの機会損失を防ぎました。
月額50万円を手にする働き手も現れており、「販売員は安月給」というイメージが払拭され始めています。
スキマ時間で自由に働くフリーランサーが、正社員よりも30％も高い販売効率を叩き出すという予期せぬ嬉しい結果も出ており、ストアは売上と利益を、働き手は収入を得ることができるというWin-Winの関係が生まれています。
全国にはまだ10万のストアと、40万人の働き手が潜在しているので、今後もユーザーが増えていくと考えています。
ストアと働き手を繋ぎ、ファッションの力で社会を元気に
私は大手アパレル企業創業者の息子として、既に四半世紀アパレル業界で働いています。
だからこそ、ファッションにはお客様の一生を一瞬で変化させる魔法があり、多くのお客様がそれに期待していることを知っています。
私は、メッシュウェルがアパレル業界に新しい働き方を根付かせ、ストアと働き手をつなぐことでお客様をハッピーにし、その結果、街や社会が活気づいていくことを確信しています。
この価値あるサービスを広め、一人でも多くの人を笑顔にすることが、私の志です。
事業の成長スピードをさらに加速させるため、現在メッシュウェルは投資家を探しています。
興味を持ってくださった方は是非、お気軽にお問い合わせください。
(終)
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編集チーム：小林 雅／尾形 佳靖／フローゼ 祥子／大塚 幸／戸田 秀成
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